こんにちは!
アリストンイン苅田北九州空港SNS担当では「ない」後藤です!
みなさんは3月15日が靴の日って知っていますか?
1870年に日本初の西洋靴工場「伊勢勝造靴場」を開設したことが由来だそうですよ。
ちなみに「伊勢勝造靴場」は現在の「REGAL」であり、日本を代表する革靴ブランドです!
もちろん「く(9)つ(2)」の語呂合わせで9月2日も靴の日だそうですが、こちらは歴史が浅く1992年制定です。
ホテルマンだけでなくビジネスには欠かす事の出来ない革靴ですが、実は私の愛靴も「REGAL」製です。
REGAL「01DRCD」
REGALの一般販売モデルとしては珍しくロングセラーな正統派「内羽ストレートチップ」です。
靴底も革なので歩くとコツコツと良い音が出ます。
削れやすい靴底のつま先にはヴィンテージスチールを行きつけのお店で付けてもらいました。
※内羽…靴ひもを通す部分が甲の部分と合っている・もしくは内側に入り込んでいること
※ストレートチップ…つま先の甲の部分に横一文字の飾りがついていること
革靴にはいろいろなデザインや材質、種類がありますが一番は履きこむことによって出てくる「経年変化」が魅力一つですよね。
最近は格安な革靴もあって、消耗品のように買い替える方も多いと思います。
かくいう私もここ8年ほどプライベート含めほぼ革靴しか履いていないぐらい革靴好きなのですが、約2年前までは手入れをしたこともなく、買い替えてばかりでした。
そう、革靴で一番のネックは「手入れ」なんですよ!
どんな革靴でも手入れ次第で買い替えるよりもリーズナブルに、そしてカッコよく経年変化を楽しむ事が出来るかもしれません!!!(私の経験談)
でも、手入れってめんどうくさいし時間かかるんでしょ?
(必要最低限なら)そんなことありません!
という事で、出来ればやって欲しい!革靴の日々のお手入れをご紹介します。
※ここで紹介するお手入れはスエードやヌバック等いわゆる起毛レザーには合わない事がありますので注意してください。
- 履き終わりにやりたい「ホコリ落とし」「シューキーパーでしわ伸ばし・型崩れ防止」
- たまにやって欲しい「汚れや古いクリーム落とし」「新しいクリームで栄養補給」
たったこれだけでいいんです!
しかも、道具はほとんど100均でそろいます!
①ホコリ落とし・シューキーパーでしわ伸ばし
使う物:馬毛ブラシとシューキーパー(どちらも100均にあります)
革靴を履き終える度にこれだけはやって欲しいお手入れ!
家に帰って革靴を脱いだら馬毛ブラシで全体を優しくブラッシングしてホコリを落とします。
後はシューキーパーを入れるだけ!
1分程度でできますね!
出来ればシューキーパーを入れる前に靴内に除菌スプレーをシュッとしておくとより清潔に保てます。
また、上の写真のようなシューキーパーですとかかと部分が一点だけで伸ばしてしまうので、出来れば足のような形をした「シューツリー」を使用したいです。(100均にはないですが・・・)
②「汚れや古いクリーム落とし」「新しいクリームで栄養補給」
使う物:豚毛ブラシ・汚れ落とし・靴クリーム・適当な布(布以外100均にあります)
履く頻度にもよりますが、大体10回履いたらやっていただきたいお手入れ!
革靴用汚れ落としを布に付けて全体を「軽く」拭いていきます。
1回で落としきるのではなく、複数回に分けていく感覚で。
次に革靴用靴クリームを全体に塗っていきます。
指で塗る事でクリームが温まり浸透しやすいですが、布を使って塗ってもOK!
塗れば塗るほど良いという訳ではありませんので、あくまで少量を伸ばすようにしてください。
全体に塗ったら豚毛ブラシを使ってなじませていきます。
後は何もつけていない布で艶を出しつつ余分なクリームをとっていきます。
慣れればここまでやっても5分~15分程度。
どれもそんなに難しい作業ではないですし、道具も100均であれば1000円以内で揃います。
面倒な方でも①のブラッシングとシューキーパーだけでも“もち”がかなり変わってきますよ!
もし興味があれば是非お試しください。
ご不明な点やご質問等あればご宿泊の時に私を見かけた際に声をお掛けください。
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